来月末に吹奏楽の本番!残り3回のレッスンでやったこと【レッスンの様子】

 

 

Yさんは半年間の独学後、当教室にいらっしゃった生徒さんです。

 

初めてお会いしたとき、すでにほとんどの指使いを習得していて高い音も出せていたのですが(凄すぎ!)

 

吹奏楽ならではの速いフレーズに苦戦しているようでした。

 

 

本番は来月末!短期集中型のレッスン


 

前回のレッスンでは、新しく配られた「アルセナール」をお持ちいただきました。

 

そして問題のフレーズがこちら。

(タップするとその部分が聴けます。)

 

このクラリネットとの裏メロ!!!!

 

ほとんどかき消されてるけど高音域でフルート頑張ってますよ~!っていう吹奏楽らしい部分です(笑)

 

とはいえ吹かないわけにはいかないので、次回のレッスンまでにできる練習を考えました。

 

 

専用のエクササイズを作成


 

曲を吹くために必要なテクニックを身に着けたいけれど、曲を練習しないと間に合いそうにない…

 

そういった場合、生徒さん専用のエクササイズを作っています。

 

こちらが前回のレッスン後にYさんにお送りした楽譜の一部です。

 

 

 

 

これは先ほどの裏メロのリズムやフレーズを使った音階練習です。

 

一般的に使われている練習曲などはまんべんなく力がつく分、短期集中のレッスンにはなかなか向きません。

 

ただでさえ曲を練習したいのに、練習曲が増えたら生徒さんの負担になるだけです。

 

 

そのため、曲中に出てくる音やリズムを使うことで、専用エクササイズを吹くと間接的に曲の練習ができるような作りにしています。

 

難易度は生徒さんが「ちょっと頑張れば吹けそう」と思えるところを目指していますが、あとで調整も可能です。

 

 

レッスンでは練習のコツを伝授


 

どんなにいい練習曲も、大切なポイントを見逃すと効果は激減…

 

なので、レッスンではじっくり時間をかけて一緒に練習していきます。

 

 

30分ほど様々なやり方で練習を重ねていき、良いときと悪いときの違いが感じられるようになれば上出来。

 

その感覚を大切にしながら曲の練習に移ります。

 

調子がよくない日や時間がないときはどう取り組むといいかなど、練習方法まで提案してレッスンは終了です。

 

 

もやもやはレッスンに置いていこう!


 

最後に片付けをしながら、他に不安なことなどはないかお伺いしました。

 

すると、「一人で練習してできていたところが合奏だとできなくなる」というお悩みが。

 

 

やはり一緒に演奏する人がいるかいないか、またお客さんがいるかいないかで演奏するときの感覚は大きく変わります。

 

吹奏楽は人数が多いので、気負わず経験者に連れて行ってもらうつもりで合奏に参加してみてくださいとお伝えしました。

(マーチ(行進曲)だからこそできることですね)

 

その他にも帰り際までいろいろお話したので、少しでもスッキリした気持ちになっていただけていたら嬉しいです♪


いい演奏会になるよう願っています!

 

 

 

 

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